スマートフォン対応サイトへの導線

2010年10月20日

PCサイトのスマートフォン対応時の考え方 に引き続く感じで思いついたことをまとめたメモ。
サイトが用意出来たら、そこにどうやって人を引き込むかという課題は、サイトの企画段階からあるべきもの。とはいえ、サイト開発中に状況が変化したりもするし、リリース後にだって刻々と変わっていく。サイトの特性によって一般論にあわない部分もあるだろうし、現実にやってみないと分からないことだって沢山ある。
ということで結局は常にトライ&エラーになるんだろうけど、そんなこと言っても仕方が無いので、思いつきをいくつか書いてみる。

PCサイトとスマートフォンの自動振り分けを用意する

検索エンジンやブックマークなど、今までPCサイトを表示していたURLで、スマートフォンからのアクセスの場合にはスマートフォンサイトを表示するようにする。
これでスマートフォンユーザにとっては今までと変わりなくスマートフォンサイトへ誘導することが出来る。
ただし、PCサイトで閲覧したいという要望であったり、PCサイトと同じ機能を提供しないページの場合には検討が必要となってくる。
スマートフォンサイトに対応すべきページは、サイトに入ってくる所からになるということも言える。

PCサイトにスマートフォン用サイトへのリンクを設ける

スマートフォン用ページが用意されていない、用意はされているが機能が一部異なっている為PCサイトのURLではスマートフォンページを表示出来ない、などの理由で自動振り分けに対応できないページには、PC用ページ上でスマートフォン用のリンクを用意する。この場合のリンク先をどこにするかは検討が必要。
単純にPCからのアクセスの場合でも、スマートフォン用サイトが用意されていることをアピールすることで、認知を増やし、アクセスする機会を増やすことも考えられる。

告知ページやメールマガジンなどでスマートフォン対応したことをお知らせする

同じく、スマートフォン用サイトが用意されていることをアピールすることで認知を増やし、アクセスする機会を増やすことも考えられる。
メールマガジンや告知のRSSなどは別サービスからの閲覧が発生することも予想できるし、それらは、移動中などモバイル環境から閲覧するシーンが容易に想定できる。サイトに告知を上げるだけでは無く、色々な手段でアピール出来た方が可能性は広がる。
Twitterアカウントがあれば、定期的にアピールすることで、RTなどで情報が広まるなんてことも考えられる。

TwitterやFacebook、mixiチェックなどSNSへのリンクを取り入れる

上記の告知機会を作っていく為の手段。
SNSとスマートフォンの組み合わせは非常に相性が良く、モバイル環境から閲覧するシーンが容易に想定できる。その為、ユーザがSNSにリンクをアップ出来るような、「ReTweet」や「いいね」「チェック」などのボタンを用意する。

 

なんだか書いていて、当たり前のことばっかりだなぁと思ったりもするけれど、これが半年先ではどんな風になっているのか?比較することを考えるとちょっとだけ面白そうだ。