WebARENA CLOUD9を使ってみた感想

2011年3月9日

WebARENA CLOUD9を解約することが出来た。
トラブルなどもあったが、冷静に振り返って、使ってみた感想を書いてみようと思う。あくまで個人の感想なので、必ずしもそうでは無い場合もあるという前提で。

クラウドで立てたレンタルサーバ

オンラインサインアップでサーバはすぐ開通した。これはクラウドならではの部分だと思う。
ただ正直、それだけだった印象。そこから先はVPSと同じ使い勝手。

費用は月額で、スペックの変更は日割り料金となっている。時間単位の課金のAmazon EC2と比べて考えると、現時点ではずっと立ち上げて使う前提のサービスと言える。時間従量課金は2011年春頃の予定らしい。

デフォルトのスペック(メモリ1GB CPU1コア共有)は、WebARENA SuitePROよりも低く、確かに動作は遅いと感じた。スペックアップして体感速度を確認したかったけど、「ちょっと確認してみる」が現時点では難しいというのが切ない。ちょっと=1日なのが現状。1時間なら費用は1/24で済む。

スペックアップも、デフォルトを含めて5段階で、もう少し細かくしてもらえないものかと感じた。2GB1コア共有にするとWebARENA SuitePROとスペックと金額がほぼ同じになるが、1コア共有でCPUスピードが変わらないのであれば、もしかしたらSuitePROの方が速いかも知れない。

また、WebARENA SuitePROは、サーバ稼働率100%保証なんだけど、CLOUD9はそうじゃないようだ。表記が見つけられない。
実際、契約期間中に障害も経験した。2月にも結構長い時間の障害が起きていた様子。

ということで、現状、root権限ありのサーバをレンタルしたいのであれば、WebARENA SuitePROを選択した方が無難だと考える。同時にWebARENA SuitePROも利用た上での感想としてそう思う。

もちろん、今後の開発計画が進んでいくことで、より便利に使えるようになるだろう。オートスケールアウトなどは、便利な機能だと思う。

もしかして急いでサービスインしたのでは

サービスインした、2010年10月の開発計画の段階で、1年先までの予定が用意されているというのは、もしかして、何かの理由で急いでサービスインしたのでは無いか?などと勘ぐってしまう部分もある。

やはり従量制や複数台構成の作業が出来てこそ、クラウドの威力を発揮する部分だと考えるのだが、そこのところ、間に合っていなかったのかなぁ…なんて思ってしまう。

サービスインから半年近く経過しているが、2011年秋以降の開発計画が追加されないのも、スタート当初に機能が間に合わないから、先の予定をひとまず書いたのでは…なんて、自分でもやったことあるような無いような事を思ってしまった。

Amazon EC2が日本国内にデータセンタを設置し、ニフティクラウドといった国内での競合も現れてきている。これからも安定したサービスと、機能の開発に頑張っていただきたいと思う。

短い間でしたけど、勉強になりました。ありがとうございました。