PCサイトのスマートフォン対応時の考え方

2010年9月29日

PCサイトのスマートフォン対応時の考え方について、ゴチャゴチャと頭のなかにあったので、まとめる意味でも書いてみる。

スマートフォンは、Flashが駄目だとか、マウスオーバーなど一部のjavascriptが思うように動かないといった若干の制約はあるものの、基本的にはPCと機能的には変わりが無いブラウザが動く為、それ専用のポーティングを急ぐ必要性は無かった。ちょっと使いづらくてもブラウザで見れば何とかなった。
つまり極端な言い方をすれば、対応するだけであれば最初から実現できているわけ。
では、それならばという考え方で、スマートフォン用に使いやすいサイトを用意したらどうだろうというのが基本にあると考えられる。

傾向として

といったものが見受けられる。どれも利にかなった内容だと思う。

ここで、少しだけ面白い発見がある。

それは、PCサイトを携帯電話向けサイトに対応しはじめた時も、殆ど同じ傾向だったということだ。
もちろん、携帯電話はスマートフォンに比べたら貧弱な表現力と容量しか持っておらず、画面に入れられる情報もはるかに少なかった。

その為

と、ほぼ同じ傾向での対応方針がとられることが多かった。iモードが登場した、2000年前後のサイト企画では、上記傾向を前提とすることが多かったと記憶している。

それから10年以上経つ現在、PCを使わず携帯電話からのみでインターネットアクセスを済ませるユーザーも増え、携帯電話だけで完結したり、携帯電話専用だけど、PCサイトも一部対応しているサイトなど、多種多様な状況が存在している。PCサイトの機能をポーティングするという考え方がそもそも存在しない企画も沢山存在する。

そしてその視点をもう一度スマートフォンに戻すと、同じように近い将来スマートフォン専用のサイトというのも登場するのではと考えられる。
もちろん携帯電話とユーザーの行動は異なるわけで、まったく同じということは無いと思うが、スマートフォンならではの文化が新たに生まれるのであれば、それはそれで楽しみなことだと思う。

でも、しばらくは、PCサイトの機能見直しの機会としてスマートフォン対応案件が存在してもらうと、個人的にはありがたいというのは本音でもある。