いわゆるガラケーはいつまで残るのか

2013年3月31日

あいかわらずのニッチなネタ。
「いわゆるガラケーのWEBサイトの対応はいつまで続くのか?」という問題は開発の現場でたびたび話題にのぼる。

「ゆるやかに減りつつも完全にゼロになるのは大分先」だろうという結論にだいたい落ち着く

あるあるネタ的な内容であるけれど、おおよそこの結論になる。理由はざっとこんな感じ。

まだユーザーがいる

実際にユーザーがいるのは揺るぎない事実。スマホに乗り換えるケースがどんどん増えているものの、携帯ショップに行けば僅かではあってもガラケーも選択肢として用意されている。
誰もがスマホに移行したいわけではないのも事実だし、スマホを使った結果、ガラケーの方が便利なのでは無いかということを言う人も。
現状の認識として、ガラケーの後継サービスがスマホであるということが決定的な状態では無い雰囲気でもある。

サービスが継続している

ガラケーからWEBにアクセス出来てしまう。今のところ出来なくなるというアナウンスは出ていないし、恐らくしばらくは出ないだろう。
インターネット接続サービスとしてメールとWEBアクセスをまとめて提供している限りは、無くすのは難しいのではないか。

注目がスマホにシフトしただけでは

スマホのサービスがイケイケな状態なので、相対的に地味になってきているだけという説。サービスは継続しているわけで、使っているユーザーがスマホの足を引っ張っていると考えれば目の敵にする傾向だって想像できる。
若干思い込みの部分もあるものの、お金に結びつきにくい存在になっているだけで、現状維持としてありつづけるサービスと考えるのは確かに無茶な話ではない。

でも開発現場が減っていますよね

ガラケープラットフォームがメインとして開発されるプロジェクトは圧倒的に少なくなったようだ。
実際、お手伝いさせてもらっているところでもガラケーもしますけどね…といった感触。切り捨てはしないけれど対応デバイスの一つであり、深追いして開発が手間取るなら機能削りましょう、という言葉が簡単に出る。

その結果

よくあることで、新規の開発者や蓄積されて資料の活用が減ることで、サービスの企画も差し障りの無いものになりやすい。
FlashLiteバリバリのサイトを作ろうという企画を立てるならばスマホのアプリを充実させた方が良いとか。
ガラケー特有の仕様についても深くケアされることが減り、cookieを使えない端末があることや、表示できる容量についての検討などもそこまでキッチリされなくなった印象がある。
大雑把に言えば開発に工数をあまりかけなくなった。

それでもサービスは残る

ということで最初に戻ってしまう。
言ってしまうと日陰の技術になりつつあるガラケー開発だけど、華やかでないにせよ、それでもお仕事としてまだまだありますよね…という部分は間違いない。

新しい技術だけは技術では無いけれど、進化の速度が早い業界の中ではもう恐ろしいほど古い技術になってしまったんだなぁと思うと、不思議な気持ちになったりする。