RSSリーダサービス、The Old Readerの伸び率が興味深い件

2013年4月6日

発端はGoogle Readerの終了アナウンス

3月13日にGoogle Readerが7月終了のアナウンスが出た。

個人的にも引越し先を探さないとと思ったわけなんだけど、アナウンスが出た当日は検索しても数年前の「RSSリーダで最新の情報をチェックしよう」みたいな記事ばっかりが出てくるような状況だった。
その後しばらく経って、移転先のサービスはどこがよいか?なんて記事が出回ったり、実際受け入れ体制を進めるサービスも出てきたわけで、如何にこの分野がGoogleReader一択で、安定した刺激の少ない状況になっていたかが伺い知れることになった。

The Old ReaderはGoogle Readerクローンらしい

引越し先として目をつけたのがThe Old Reader。去年の6月にベータを、8月に最初のリリースが出ている、かなり新しいサービス。

今までのアナウンスはこちら

使い勝手はインターフェイスがGoogle Readerにとても近いので今までと殆ど変わらない。
動作が若干遅かったり、インポートが数万人待ちになっていたり、PCブラウザからしか使えないなど、不満はあるにはあるけれど、そこまで問題にならないレベル。
配信された記事の中に大きな画像やYouTubeなんかの埋め込みがあればGoogle Readerでも表示が遅かったりしていたし、逆にこれを数人でやれるんだなぁ、なんて感心してしまう。

そして、その伸び率

そんなこんなでインポート待ちなので、ポツポツ手で新しいフィードを登録しながら様子を眺めていたら、こんな記事が流れてきた。

まさかまさかの移転者続出で、寄付や要望やリアクションが沢山来てありがとう、頑張るよ。あと手伝ってくれる人募集という、本当に牧歌的な内容。ちょっと寄付したくなる。

そんでもって最後に載せているグラフがスゴい。


Mixed news everyone: update, help search, report and pics.http://blog.theoldreader.com/post/47142810692/mixed-news-everyone-update-help-search-report-and より引用

ユーザー数、取り扱い情報数のどちらもGoogle Reader終了アナウンス前の値がほぼゼロになってしまうくらい伸びている。
これは蜂の巣をつついた騒ぎどころじゃない。

ちなみにFeedlyは300万人増えたそうだ

メジャーな移転先として名前があがるFeedlyでも300万人が流入してきたそうだ。

The Old Readerが17万人だから、それのおよそ20倍の数字。上のグラフを見ると20倍といってもそんなでもなさそうに感じするのがグラフの恐ろしさ。
300万ユーザーって、単純にユーザーテーブルが300万レコードあるってことだ。

結論。Google Readerはハンパ無かった

分かっていることは、おそらくこの317万人のウチの結構な人数がGoogle Readerから移って来たということ。つまりGoogle Readerはその人達にサービスしていたということ。
RSSリーダはとにかくストレージを使う。日々流れてくるRSSフィードの情報を格納して、既読未読の情報をユーザー単位に記録する。やっていることは単純だけど、データの維持管理は膨大で、パフォーマンス低下が起きない為の努力は想像を絶するものだと思う。
そしてそれをやっていたGoogleは、やっぱりスゴいんだなぁ、という小学生みたいな感想。マジですごいや。

そしてそれの何%かを肩代わりしていこうとしているThe Old Readerのチームの冒険には期待している。本当にちょっと寄付したい。