国際的なSNSという意識

2013年9月22日

女子っぽい自撮り

突如Twitterで「#صور_كنك_بنت 」というハッシュタグが面白いという話が出た。
「女子っぽい自撮り」ということらしく、中東の男性がちょっと女の子っぽい仕草で撮った写真が一緒にあがっている。向こうで流行ったジョークツイートなのだと思われる。

知らない人が必ず日本人であるわけじゃないという見落とし

中東の人達の楽しみを日本人が面白がったという状況。ネットならではの出来事なのだけど、これ、もし逆の立場だったら日本人は一般的に気味悪がりませんかね?という想像を常々している。
同じ日本人どうしでさえ、いきなり知らない人からツイートにツッコミが入ったら驚いたり戸惑ったりするかも知れない。ましてやそれが日本語が通じない相手、さらに言えば何語かもわからない言葉だったらどうなるのだろうか?なんて思ったりする。

これは、だから悪いってことじゃなくて、そういうことだって起きえることだよねっていう前提が本来はあるということ。そんなこと気にしないで日々使われているだけだ。

最近話題になっている冷蔵庫に入ってしまったなんて事案も同じような傾向だと考えれば、海外とのトラブルだって起きたって不思議じゃない。

実は海外とハッシュタグが被った事例なんかもある

Open Office関連のハッシュタグとして過去に#OOOが使われていた。
仮面ライダーオーズ(OOO)が始まった際の実況ツイートのハッシュタグとして#OOOが使われて、思いっきり被った。

仮面ライダーOOOとOpenOffice.orgのハッシュタグ重複問題

今ハッシュタグを検索すればわかるけれど、結局仮面ライダーが勝っちゃった模様。Open Officeも色々あったりするし。

もっとシッチャカメッチャカになれば良いと思います

mixiみたいな国内前提のSNSではない、TwitterやFacebookでは他言語や他文化との境が無いので、そこが面白かったりする。
国際化だとか色々言われているけれど、日々のちょっとした呟きに色んな国の人が思い思いのコメントを飛ばしてくれるような、色々と面倒な状況になって、結局「ネットでの沈黙は金」だとか言う人が増えるといいナ、なんて結構ひどいことを考えたりもする。
リテラシーってそういうことだよね?違うか。

現実に日本に来て「日本語が分からないので英語でお願い出来ないか」なんていう人はそこそこ居るわけで、SNSもそうなったっておかしくない。

そうなるとmixiがまた流行るかもしれない。違うか。