‘モバイル’ タグのついている投稿


すっかり忘れておりました

WEBサイトをガラケーでアクセスした場合、UserAgentで判別して、ガラケー用サイトにリダイレクトするように設定して運用していました。
URLを打ち込んでの動作は問題無いのですが、ツイッターにURLを書き込んだ場合、リンクを踏むとPC用サイトを無理やり表示したような画面になっているという連絡が。
過去にも似た事例あったなあ、ということで小一時間ばかり数年前の記憶を辿っていました。人はすぐに忘れてしまうものです。

Googleの変換なのでGoogleに聞こう

「PC用サイトを無理やり表示したような画面」というのはGoogleの変換サービスだということは、すぐに思い出しました。実際アクセスログを調べてもそのタイミングでのガラケーのUserAgentは見つからないので、直接アクセスが無いのは明白です。
Googleが変換しているんだから、Googleが情報を出しているだろう、ということで調べてみました。

ありました。というか思い出しました

あー、これこれ。というものでした。

携帯端末での表示について
https://support.google.com/webmasters/answer/35312

ページのheader部分に1行記述するものでした。

<link rel="alternate" media="handheld" href="ガラケー用ページ" />

本当に綺麗さっぱり忘れていました。

ノウハウの蓄積も必要とされてこそ

わざわざ今更書くような事柄では無いのかも知れないけれど、実際自分が忘れていて、あれえなんだっけ?という風に思ったりするわけで、必要とされている間は誰かが情報を出し続けないといけないかな、なんてことを考えました。
フィーチャーフォンの新規サービスは先細り、というか、先細りももう無いくらいな現状ですが、それでも定期的にメンテナンスが発生する案件などもあるわけです。

もしこのタイミングで同じ問題にぶつかってここに来た人がいたら、ちょっとだけ嬉しいです。


人と話をしたり 何処かへ行った記録 都市文化生活
エイトビットカフェ 5周年イベント用フリーペーパーの制作でインタビューを自分でやってまとめるという作業をやった。それに味をしめて、という分けではないけれど、人と話をした記録をメインにしたサイトを立ち上げてみた。

1回目は、イラストレーターのトリバタケハルノブさんとお話をさせてもらっている。
また同時に、トリハルさんのキャラクターでTシャツを作ってみましょうという企画も進んでいる。
どうなっていくか楽しみだ。

サイトロンチのタイミングで観測した興味深い傾向

サイトのロンチは、3/4(金)の夕方に、Twitterでボソッとつぶやいた。
サイト内でも、トリハルさんのTシャツが欲しい人はツイートしてサイトURLを告知する仕掛けを設置し、第一弾はTwitterのみでのロンチとなった。

ロンチ後、アクセスログを流してみていたのだけど、予想以上にモバイルからのアクセスが多かった。
iPhoneや通常の携帯電話 (携帯電話からでは残念ながらちゃんと表示されない。ごめんなさい) だけでなく、Androidからのアクセスも同じように目にした。IS03,HTC,Xperiaなどなど。

という状況から考えれば、会社帰りや、遊びに出る時間帯に外でTwitterを眺めていて、ツイートから直接アクセスしているというシーンが容易に想像できるのだけど、実際ここまでバラエティに富んだ状態になるとは思っていなかった。
Andoridの普及は、進んでいるのか、そうでも無いのか、いまひとつ分からないのだけど、普及のスピードはどうか分からないけれど着実に進んでいるのだなぁと思った。少し前に「XperiaでTwitterしている人をあまり見ないよね」なんて話をしたことを記憶しているし。

携帯用のTwitterサービスからのリンク

そういえばの付随した話題。
携帯用Twitterサービスで、ツイート中の外部リンクが直接リンク先に遷移せず、モバイル用コンテンツ変換サービスを利用したページに遷移させるようなケースがある。
リンク先のサイト側でユーザーエージェントを判断して表示するページを振り分けている場合は、コンテンツ変換を経由せず直接リンクしてきてもらった方が良いわけで、その辺ちょっとヤヤコシイ感じになってしまう。確かにPCページへのリンクの場合にはコンテンツ変換してもらえれば便利なのだけど。
対策としてPC用のページのヘッダ部に

<link rel="alternate" media="handheld" href="モバイル用サイトのURL" />

を入れれば良いようだ。
ガラパゴスなどと揶揄されるものの、まだまだ既存の携帯電話からのアクセスは多数存在していて、IE6のように「もう変えよう」という風潮でもない。当面は、PC/スマートフォン/携帯電話という3種類の環境を意識したサイト運営が続けられることだろう。

ということで

携帯電話用のページは追いついていないですが、淡々と更新していければと思いますので、気が向いたらアクセスしてみてください。


PCサイトのスマートフォン対応時の考え方 に引き続く感じで思いついたことをまとめたメモ。
サイトが用意出来たら、そこにどうやって人を引き込むかという課題は、サイトの企画段階からあるべきもの。とはいえ、サイト開発中に状況が変化したりもするし、リリース後にだって刻々と変わっていく。サイトの特性によって一般論にあわない部分もあるだろうし、現実にやってみないと分からないことだって沢山ある。
ということで結局は常にトライ&エラーになるんだろうけど、そんなこと言っても仕方が無いので、思いつきをいくつか書いてみる。

PCサイトとスマートフォンの自動振り分けを用意する

検索エンジンやブックマークなど、今までPCサイトを表示していたURLで、スマートフォンからのアクセスの場合にはスマートフォンサイトを表示するようにする。
これでスマートフォンユーザにとっては今までと変わりなくスマートフォンサイトへ誘導することが出来る。
ただし、PCサイトで閲覧したいという要望であったり、PCサイトと同じ機能を提供しないページの場合には検討が必要となってくる。
スマートフォンサイトに対応すべきページは、サイトに入ってくる所からになるということも言える。

PCサイトにスマートフォン用サイトへのリンクを設ける

スマートフォン用ページが用意されていない、用意はされているが機能が一部異なっている為PCサイトのURLではスマートフォンページを表示出来ない、などの理由で自動振り分けに対応できないページには、PC用ページ上でスマートフォン用のリンクを用意する。この場合のリンク先をどこにするかは検討が必要。
単純にPCからのアクセスの場合でも、スマートフォン用サイトが用意されていることをアピールすることで、認知を増やし、アクセスする機会を増やすことも考えられる。

告知ページやメールマガジンなどでスマートフォン対応したことをお知らせする

同じく、スマートフォン用サイトが用意されていることをアピールすることで認知を増やし、アクセスする機会を増やすことも考えられる。
メールマガジンや告知のRSSなどは別サービスからの閲覧が発生することも予想できるし、それらは、移動中などモバイル環境から閲覧するシーンが容易に想定できる。サイトに告知を上げるだけでは無く、色々な手段でアピール出来た方が可能性は広がる。
Twitterアカウントがあれば、定期的にアピールすることで、RTなどで情報が広まるなんてことも考えられる。

TwitterやFacebook、mixiチェックなどSNSへのリンクを取り入れる

上記の告知機会を作っていく為の手段。
SNSとスマートフォンの組み合わせは非常に相性が良く、モバイル環境から閲覧するシーンが容易に想定できる。その為、ユーザがSNSにリンクをアップ出来るような、「ReTweet」や「いいね」「チェック」などのボタンを用意する。

 

なんだか書いていて、当たり前のことばっかりだなぁと思ったりもするけれど、これが半年先ではどんな風になっているのか?比較することを考えるとちょっとだけ面白そうだ。