2011年4月 のアーカイブ


WindowsServerのタスクで、1日1回データを共有のネットワークドライブにダンプする必要があった。その際にネットワークドライブ接続の設定にちょっとだけはまったのでメモ。
WindowsServerの運用は、linux系サーバにくらべて扱う機会は少ないのだけど、当然のことながら、WindowsにはWindowsのTIPSがあって、忘れた頃に必要になったりすることが多い。

運用環境

社内LAN上で運用している複数サーバのバックアップを、共有のファイルサーバ上に退避し、定期的にバックアップを実施している。
1台のWindowsServer上のデータベースからテキストダンプしたファイルを、共有ファイルサーバのディレクトリに1日1回退避させバックアップとする。
退避処理は、タスクスケジューラから、バッチファイルを自動実行する形式で実施する。

問題点

タスクスケジューラからのバッチなので、バッチ上でネットワークドライブへの接続を実施する必要があった。
ログインした状態で、手動でバッチ実行した場合には、すでにネットワークドライブへのアクセスが可能になっていたので動作は問題無かったのだが、タスクスケジューラ上からはうまくいかなかった。

対応

バッチスクリプト上でネットワークドライブ接続を記述する。

net use z: ¥¥サーバ名¥共有ディレクトリ名 (Zドライブとして接続する場合)

分かってしまえば当たり前なのだけど、すっかり抜け落ちてしまっていた状態。
/etc/fstab的なことがWindowsServerでも出来れば、そこを管理すれば良いのだけど、まぁ対応出来るので問題ないといえば問題ない。