電子書籍に欲しい機能

2011年1月23日

電子書籍用ガジェットでは、指で横にクイッとすると、ご丁寧に紙のページがめくれるアニメーション付きでページ送りされたりして、正直なところ、萎える。
紙の機能を電子化するとしても、もっと他に必要な機能があるでしょうに、という気分。
でも、文句言っても始まらないので、現時点であったら嬉しいな、と思う機能をあげてみた。

ペラペラめくって目についたところを読みたい

雑誌なんかではよくやること。ペラペラめくる動作の再現はしなくても良いので、縮小したページを画面中に大量に並べたり、写真やイラストだけのインデックス表示をしたり、人名、地名、商品名などの固有名詞をタグクラウドのように見せてくれたら、拾い読みしやすいと思う。
紙はランダムアクセス出来ないのだから、その部分でアドバンテージを見せられる機能なんじゃないかと思う。

読んでいるページを把握したい

今読んでいるところがどの辺か、前に読んだ時はどの辺だったか、紙の場合には、厚みなど感覚的な部分で記憶していることがある。全体のうちのどの辺かを表示するようにしたり、読み始め、読み終わりのページを履歴で記憶しておいてくれると助かる。

スクラップができるようにしたい

マニュアルなどの場合には、必要になる部分は全体のうちの一部だけのことが多い。複数ある資料で、必要なページだけ抜き出してスクラップすることはよくやっている。そういった感じで必要な部分をスクラップ出来ると便利。紙ではページ単位になったりするが、電子書籍であればTumblr
のように画像やテキストの一部だけの引用を、元資料へのリンクとともにまとめることが出来る。

思いついたこと3つあげてみた。すでに実装してある機能もあるかも知れない。電子書籍といっても主に雑誌や資料が主な想定で、文芸関係だとまた違って来るとは思う。紙では出来ない機能で便利に使えるようになれば、それはそれで良いわけなので、新しい機能を持ったガジェットが登場するのは楽しみだ。